Problem solving guide
CSVの重複行を削除する方法|残す行の決め方も解説
CSVに同じデータが複数あると、集計が二重になったり、同じ相手へ重複して連絡したりする原因になります。ただし、見た目が似ている行をすべて消すのは危険です。まず「何が同じなら重複とするか」と「どの行を残すか」を決めます。
まず「重複」の意味を決める
重複には大きく2種類あります。どちらを使うかで削除される行が変わります。
行全体で判断
すべての列が同じ行だけを重複とする
名前、メールアドレス、住所など、行の内容がすべて同じ場合だけ1行にまとめます。完全に同じデータを整理したい場合に向いています。
特定の列で判断
指定した列が同じ行を重複とする
会員ID、メールアドレス、商品コードなどを基準にします。それ以外の列が違っていても重複として扱われるため、残す行の決め方が重要です。
この順番で重複を整理する
- 1
重複によって起きている問題を確認する
完全に同じ行が繰り返されているのか、同じ会員や商品が複数行に分かれているのかを確認します。ここが曖昧なまま削除を始めると、必要な履歴まで消す可能性があります。
- 2
重複を判断する列を決める
完全に同じ行だけを消すなら全列を基準にします。同じ人物や商品を1件にしたいなら、会員IDや商品コードなど、一意に識別できる列を選びます。
名前だけでは同姓同名を区別できず、住所や電話番号は変更されることがあります。可能なら、重複しないよう管理されたIDを基準にしてください。
- 3
最初と最後のどちらを残すか決める
指定した列以外の内容が異なる場合、残す行によって結果が変わります。古い情報を残すなら最初、新しい情報を残すなら日付順に並べたうえで最後の行を残す、というようにルールを決めます。
会員ID 住所 更新日 1001 東京都A町 2026-04-01 1001 東京都B町 2026-09-20 会員IDだけで重複判定する場合、どちらを残すかで住所が変わります。
- 4
削除前後の件数と内容を確認する
削除された件数が想定と合うか確認し、残った行の内容も数件確認します。件数が多すぎる場合は保存せず、重複判定に使った列を見直してください。
同じように見えても一致しない場合
前後に空白がある
山田太郎と山田太郎 は別の文字列です。空白を整理してから重複を確認します。
全角・半角が違う
ABCとABCはそのままでは一致しません。同じものとして扱う必要があるか先に決めます。
空欄が複数ある
空欄をキーにすると、別のデータまで同じものとして扱う可能性があります。識別用の列に空欄がないか確認します。
重複の基準と残す行が決まったら、専用ツールで削除対象を確認しながら整理できます。
Try the tool
CSVの重複行を整理する
行全体の完全一致と、指定列による重複判定を選べます。元ファイルは変更せず、処理結果を別ファイルとしてダウンロードします。